なぜ勉強しなければならないのか～知識という名の盾～

数学が苦手な中学生のための
反撃の数学

【１６】なぜ勉強しなければならないのか
～知識という名の盾～

「なぜ勉強しなければならないのか？」

これを中学生に聞くと、大半が

「いい学校に入るため」
「いい職業に就くため」

という答えが返ってきます。

確かにその通りだと思います。

しかし「いい学校に入るため」

勉強が苦手な子は、いくらこれを諭しても
心には響きません。

頭ではわかるのですけど。

「勉強しとくと、なんとなくいいことがあるんだろうな」と頭ではわかるんです。

（もちろん中には「勉強しても、全然役に立たないよ」
という子もいるかもしれません。）

勉強はいったい何のためにするのか。

この動機は人それぞれですけど、
その勉強の意義を「頭」ではなく「心」で
実感できたとき、
勉強は自主的に行われるものだと考えています。

だから、その子にピッタリと合った
勉強の動機を探して上げるのがいいと思います。

ところで勉強は面白いものです。

「勉強が面白いなんて、一部の人間だけ」
と考えている子も多いと思います。

けど、理解できれば勉強は面白いです。
これは間違いありません。

スポンサーリンク